茜建築コンサルタント株式会社
平岡 欣樹 様
決まっているのは大きな構想のみ。
新規事業スタートにあたり、何もかもが未経験だった挑戦者が6ヶ月で遂げた大きな成長。
会社概要
会社名: 茜建築コンサルタント株式会社
代表者: 代表取締役社長 松井 寿一
事業内容:建築積算および建築コンサルティング事業
設立: 2012年8月
支援内容
課題: 新規事業をはじめることが決まり、トップからその構想と予算を渡されたものの、体制や進め方などは決まっておらず経験もない中で、どう進めるべきか暗中模索していた。
支援内容: 新規事業に関する事業企画、マーケティング、営業、販売促進等の相談に関するアドバイス、資料の添削および修正補助および、従業員等に対する人材育成、研修の実施
ひともいない、マイルストンもない、決まっているのは期日のみ。何から始めれば?!
ー 平岡さんは入社してすぐに新規事業を任されたということでした。当時どのようなお悩みがありましたか?
新規事業立ち上げにあたり、チーム体制も整っていないなか補助金の採択だけが完了していて、この日までに完了しなければならない(そうでないと補助金が下りない)というデッドラインだけが決まっている状態からのスタートでした。
前職は営業職だったので、その経験を十分活用してこの会社の進化に役立てたいという思いはあったものの、新規事業の経験は自分もなく会社にもそのような人材はおらずで。自分たちだけでどうにかなるものでもないなという状況で、とはいえ外部に委託するにも誰をどのように選べばいいのかさえわからない手探りな状況でした。
ー そのような暗中模索のなか、どのようにBeBizにたどり着いてくださったのでしょう?
新規事業の進め方やニーズの検証など、経験がないことでともかく不安も大きかったため、客観的な意見を伺うために、相見積もりサービス経由でマーケティングのコンサル系企業3社とお話しをさせてもらいました。
BeBizさんは、当初の置かれた状況や課題、悩んでいることなどを丁寧にヒアリングしてくれて、2回目にお話しさせていただいた時には、当社での進め方や活動計画の優先順位など、具体的なイメージが掴めるようにどんどんアドバイスくださって、最初から頼り甲斐があり安心感もありました。
ほかの2社からも積極的にセールスいただきましたが、最初からBeBizさんにお願いしたいなと決めていました。
ひとを動かし、プロジェクトを進める。本質的なことが身につき自信がついていった
ー 6ヶ月間サポートさせてもらいましたが、毎月なにかしらトラブルがありましたよね(苦笑)
ほとんどが人間関係でしたね笑 社内のコンセンサスをとるのが本当に大変でした。実務経験が豊富な方々ばかりなので、やりたいという思いや過去の経験値からの意見が強くなってしまい、気持ちはとてもよくわかるのですが、マーケティングの観点でいうと実際にお客様に選んでもらえるか?とか売れるか?という点でいうと、責任は私が負っていますし、そのマインドセットが色々と、、(汗)
相澤さんには事業コンセプトを徹底的に磨いてもらいましたね。あっちこっち行ったり来たり、ひとの意見に右往左往していた私に対して、相澤さんに繰り返し、『誰のためのなんのための事業なのか』を問うてもらっていたので、戻ってくることができて、軸を定めてブレない。という本当の意味がわかりました。
― コンセプトが定まるまでに3ヶ月くらいかかりましたっけ。
本当に、、!最初の頃を振り返ると、あんなにコンセプトから何からぼんやりした状態で、システムつくったり集客や営業を進めようと焦っていたので、、恐ろしいです!
― 念のためお伝えすると、創業から長い会社ほど、ブランドやコンセプトづくりや見直しは何ヶ月もかかるのです。茜さんは平岡さんの努力のおかげでかなり短期で仕上がったほうですよ(笑)
― 見込み客へのアンケートとかも、、色々やりましたね、、!
当時は委託した会社さんに丸投げしようとしていたのですが、相澤さんにはその進め方や誘導尋問になっていないかなど、自分たちが決めるべきところを教えていただきました
―当時の平岡さんと今の平岡さん、私(相澤)から見ても雰囲気が全然違う気がしますが、ご自身ではどんな変化があったのでしょうか?
自分を客観視できるようになりました。当時は、目の前しか見ることができずネガティブに思うことも多く、社内に仲間もいなくて一人で悩むことも。その辛い時期を乗り越え、今は人間的にも成長したと思います。
視野が広がって、経営する側の目線ができるようになってきました。
それと、事業を行うことの指針や軸をもつことができました。
自分はひとの意見に振り回されるところがあったので。ビジョンであったり指針など確固なるものをもっていないと、ひとはついてこないというのを学びました。こまかなことや方向性を変えるのはOK、だけどそもそもの軸をぶらさない、というのは体感しないと身につかないものかもしれませんね。
可視化、客観視、ぶれない軸。経営に必須の3つの要素を体得した!
ー BeBizのサービスでよかった!と思ったことや印象深かったことなどがあれば教えてください
・可視化の重要性
多くの人との調整があったり板挟みがあるなかだったので、人によって食い違いがあったり、コンセプトがずれるなど、調整が困難だった。
そこで相澤さんは常に可視化の重要性や見せ方のポイントなど教えてくれて、たった1枚のスライドがあるだけでプロジェクトが進めやすくなりました
・時系列で整理、体系化してくれた
正直、上の指示だからと受けたものの様々な課題がちらかっている状態で、何からどうすれば?と混乱状態だった。悩みの分類や整理、優先づけをしてもらえたのがとてもありがたかったです。
・はっきり伝えてくれた
体の動かし方はわかるけど、事業の進め方に自信がなくしかも何から手をつければいいのやらという感じだったので、相澤さんがPMOの立ち位置にもなってくれて、これは必要、これはいまいらない。とはっきり言ってくれてリードしてくれた。理解したうえで納得感をもちながら効率的に進めることができた。大きなプロジェクトや経営に携わっている経験値というか、そのスピーディな判断力はとても心強かった。
(そういえば平岡さんには契約前のときから、そんなかんじでビシバシ言ってほしいと言われていましたね・・笑)
・メンターとしての存在
組織のコンセンサスをとるのが大変で堂々めぐりが続いたり、人間関係についての負担が自分のなかでかなり大きかったのもあり、メンタル面でサポートしていただいたことがかなりの励みになった。ぶれそうなときにいるだけで安心する、頼れる存在でした!