SDGsのプロに”持続可能な開発目標”について聞いてみた!コラム / 2023年12月6日 SDGsのプロに、持続可能な開発目標について聞いてみた!国連支援交流協会宮崎支部支部長、山下圭一郎さんをゲストにお招きしお話を聞いていきます。 九州宮崎県を拠点に、元々不動産業を主体に活動し、宮崎市出身の山下さん。 ===国連支援交流協会に入った経緯は?=== 私が国連支援交流協会(通称F3)に関わったのは約9年前。知人から紹介された国連の方と知り合いになり、 最初は国連というところに乗っかろうみたいな話だったのですが、ふと今までの自分の事業や様々な人との関わり方等を整理したときに、宮崎で支部が作れないかなと思ったのがきっかけです。 事務局長を通して履歴書を送って、約1年後に通知が来て通りました!と。 個人にID番号が付与され、この国連のID番号は、国連本部に掲載される。このID番号って、誰でも取れるわけではないので、せっかくだったら本気で何か取り込もう!となりました。 ===SDGsって何の略?=== 誰1人残さない(=サスティナブル)で、ゴールするっていうのが一つのSDGs。 日本語に訳したときには、”持続可能な開発目標”になるけど、”持続可能な開発”があまりマッチングをしていないようで、”サステナブルディベロップメント”を、上手に日本語に訳せなかったため”開発”になっています。 ===SDGsは元々8要素から始まった=== 開発途上国に対して貧困や差別等を主体にして、”先進国”や”開発途上国”という格差を無くしていこうというところがスタート。 年月を重ねていく中で、環境や人との繋がり方等、細分化が必要ということで、8の目標から17の目標に変わっていきました。 ===身近なSDGsとは?=== 貧困や差別をなくす、ジェンダー等のことは言われていますが、もっと私たちの身近なことでもできます。 例えば朝起きて、起きて顔を洗う、歯を磨く時に水を流しっぱなしにしてたから、止める。それだけでもSDGsに参加していると思います。普通に生活してる中で、少し相手のことを気遣うこと、”人が物を捨てた”それを拾って捨てる。 それだけのことを1人1人が行っていくと、1日に何千万に何億人がゴミを拾って捨てることになり、かなり環境に配慮してると思います。 ===実際どんな活動しているの?== 地方から月1で東京へ行き、議員や企業の方々等と勉強会をして、それを地方に持ち帰り情報共有しながら、一緒に活動する仲間を増やしていっています。 団体や企業の方々と交流し、繋がりを作っていこう!ということを徐々に行っています。 SDGsは全国的に、現在17支部。全国を8つのブロックに分けて活動しています。もし、あなたの地域でSDGs活動したい!という方は、支部に連絡をして、活動をしていくことになります。 ===少しずつ広がっていけば良い== SDGsだけに留まらず、私は”相互扶助”という言葉を伝えていきたいと思っています。 相手の立ち位置で物事を考えるということを、少しずつ自分の中でライフスタイルに取り入れていき、人に対して優しい気持ちになれば、今度は相手も自分に対して優しい気持ちで接してくれると思うんです。 そういったことを、今の大人やこれからの子供達に伝えて、繋がっていくことに携わって伝えていけたらいいなと思っています。 今回は”SDGs”についてプロに伺いました。 すごい深い話を教えていただき、SDGsは私の少しの行動でも未来に繋がることを認識できました! その風貌とはウラハラに(?)誰に対しても平等に丁寧に接する方で、ホスピタリティ精神あふれる山下さん。その魅力を感じられて、とてもおもしろいので詳しくはラジオを聞いてみてください! ちなみにTopの写真は、ラジオ収録の模様から。山下さんと笑顔の相澤です。 お問合せ・ご相談